"視える"編入生 肆

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〜夜〜


A「......」


えっと、今現在、四年生が俺の前に座っております。


A「えーっと.....僕に何か、御用なのでは？」


平「ああ。私達四年生は、房術の課題がある」


A「房術？？」


なにそれ？


田村「つまり、色だ。色の授業」


A「？？？」


ちんぷんかんぷんだ。


タカ丸「うんと、噛み砕いて説明するとね。ほら、くノ一って身体を使って、情報を聞き出したりするでしょ？」


A「は、はい」


タカ丸「男もねそれがあるの」


A「ふむ。それと、僕の部屋に来たのと何か関係が？」


喜八郎「うん。房術は、まず男の人とするんだ。受ける側でも、攻める側でも」


A「は、はぁ.....」


守一郎「んで、四年生全員、攻める側がいいと意見が出てな！それで、誰を抱くのかという話をした結果」


平「満場一致でAだったんだ」


A「は......」


タカ丸「一人一人だと、時間がかかるし、みんなでしようかって話になってね」


A「ひぇっ」


ぽんっと肩を叩かれた。


喜八郎「ね、いいでしょ？」


A「っ......」


うぅ.....


喜八郎「大丈夫、痛くしないから。Aが気持ちよーくなるように、がんばるよ」


A「っん.....」


するっと頬を撫でられた。

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