鉢屋家の次男 参

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A「はぁ.......」


兵助「Aはどう思う？」


A「ん〜......」


町の中、路地裏に入り、久々知先輩と話した。

この異様な町の状況についてだ。


A「異様ですよね。城兵がその辺をうろついてる。変な感じだ」


ずっと何かが見てる視線、異様な程に高い物資。


外部からの情報を全て遮断してるのは、本当なんだろうな。


A「うーん、どうしたものか.....」


兵助「！A、すまないっ！」


A「？.....っ！！！」


下を向いて考え事をしていたら、焦ったような声を上げた久々知先輩。


そしてそのまま、俺の顎を持ち、口吸いをした。


A「っ、っ〜〜〜〜っっ！！っ、く、っ、ぅ.....」


兵助「ん、はぁ.....すまない、もう少し.....っ、ん.....」


A「う、んんっ、く、っ、は....っ〜〜〜〜っっ！////」


舌、長い.....

っ、喉の奥の方まで、来る......


兵助「ん、ふ、っん......」


A「はっ、っ、っっ.....////」


頭、ふわふわ、してきた.....


死に、そ.....


兵助「ん、はぁ.......」


A「っ、はっ......////」


数分して、ようやく久々知先輩の唇が離れた。


俺のつけた口紅が、久々知先輩に移ってる。


それが妙に色気があるな......


兵助「すまない、城兵が見ていたから.....つい.....」


A「できれば、事前に言って欲しかったですけどね......」


兵助「ごめん。でもやっぱり、客人には一人の見張りが着いてそうだね」


A「そうですね......」


まるで何かを始めるように、俺を抱き寄せ、耳元にそっと囁いた。


少しこしょばいが、特に問題は無いな。


兵助「とりあえず、情報は盗んだし、町を出よう」


A「ｺｸｯ」




小さく頷いて、俺たちは町を出た。


早く甘いものが食べたい。

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