鉢屋家の次男 参

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A「痛くないか、乱太郎」


乱太郎「は、はいっ、ありがとうございます」


先に学園へ返ってた乱太郎を医務室に呼び出し、怪我の手当をした。

ったく、擦り傷だらけじゃないか。


A「きり丸としんベヱは、怪我はないか？」


きり丸「穴に落ちた時、背中を打ち付けたけど、今は痛くないっす！」


しんベヱ「ぼくも、平気です〜！」


背中、か.....


A「乱太郎もだよな。お前らの怪我も一応見るから、待ってな」


きり丸「はい」


しんベヱ「ありがとうございます！」


A「あ〜、軽くアザになってるな。軟膏塗るぞ」


乱太郎「ふぁい......」


まったく、どいつもこいつも......


本気で気でも狂ったのだろうか。


ああ、学園長はどうしたのかって？


お使いした物の没収と俺が許すまで勝手な思いつきは許さないと言った。


今回ばかりはさすがに申し訳ないのと思ったのか、大人しく言うことを聞いていた。


というか、ヘムヘムがめちゃくちゃ怒ってた。

巻き込まれた俺の気持ちにもなれ〜って。


まあ、学園長はヘムヘムに任せておけば大丈夫。


A「よし、乱太郎の手当終わり。きり丸、しんベヱおいで」


きり丸「はい！」


しんベヱ「はーいっ！」



手当終わったら、学園長から取上げたお菓子でお茶会でもしようかな。

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