鉢屋家の次男 参

元気な編入生が来た ページ1

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守一郎「四年ろ組に編入した、浜守一郎だ！！よろしくな！！」


A「あ、ああ.....よろしく頼む」


守一郎「おう！」


にぱーっと太陽のような笑みを浮かべた編入生、浜守一郎。

実は、俺と出会う前に歓迎会をしたらしいのだが、あいにくの任務で俺は参加出来なかったのだ。


しかも、二日くらいかかる任務だった為、こうして顔を合わせたのは、浜が編入して、一週間後だった頃だった。


状況報告とか、色々大変だったんだよ。

本当に、単独任務の大変さを知ってほしものだな。



にしても......


A「.......」


守一郎「んっ？」


こてんと首を傾げた浜。


なんというか、元気というか.....あざといというか......


あまり俺と関わるタイプでは無いな。


浜「にしても、Aは背が高いな！！」


A「あ、まあ......」


タカ丸を除いたら、四年生の中で一番背が高い。

でも、それ以上に守一郎は大きい。

俺と二寸くらいの差はあるだろう。


A「まあ、これからよろしく頼む。浜」


守一郎「！ああ、よろしくっ！」



俺の目をじっと見つめてくる浜。


何かを見透かされそうで、何かを、知られそうで......




浜の目は、あまり得意では無いな.....

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