同じクラスにはモテ男共がいる さん！

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タカ丸「Aくん、さっきからスマホ凄い鳴ってるよ？」


A「......なにさ、三郎」


ピッと通話ボタンを押して、電話の主に答えた。


────三郎「お前がいなくて、ホールが回らねぇ」


A「えー、教えた通りにやれっつったじゃん」


────三郎「お前なぁ、みんながみんな、接客と料理を両立出来るわけないだろ。どうせ暇だろ？手伝えよ」


A「はぁ、わーったよ。今から行くから、待ってろ」


────三郎「ああ、頼んだ」


三郎がそう言うと、俺は通話ボタンを切った。


ったく、せっかく教えてやったのによ。


A「なあ、一年坊主たちよ」


一年「？」


A「俺のクラスに、遊び来ねぇ？」


綾部「先輩の、クラスに？」


A「おう。もてなしてやんよ」


ニヤリと楽しそうに笑った。


A「今日は、ちゃんとした服だから、来いよ。楽しーぜ？」


浜「行きたいです！」


タカ丸「なんのお店やってるの？」


A「んー？行ってからのお楽しみってことで」


平「逆に気になります」


A「行ったらわかるって」


田村「......A先輩、楽しそうですね」


A「まあ、な。ほら、行こうぜ」


ははっと笑い、走った。


浜「ちょ、待ってくださーい！！」



後輩もてなせるのは、ちと楽しいな！

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