同じクラスにはモテ男共がいる に！

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A「......？」


ゆっくりと意識が浮上していくのがわかる。


前方が何やらうるさい。


女の子「えー、まじで〜？」


尾浜「それがマジなんだって！」


男好きが発覚してもなお、この人気なんだからすごいよね。

つか、勘右衛門うるせぇ。

こいつまじ容赦ないんだけど。


うるさくて寝れん。


A「はぁ〜......」


ほんと、まじあいつ禿げればいいのに.......


女の子「あ、そうだ〜！これあげる！」


尾浜「おっ！さんきゅ！」


なんか貰ってんな？

けっ.....いいご身分だなぁ.....


女の子「じゃ、またね〜」


少し話してから、女の子が離れていった。


はぁ、やっと静かになった。

これで安心して眠れる......


尾浜「A、A」


A「.......」


尾浜「A、A！」


無視だ無視。


尾浜「早く起きてよ、A」


A「っ.......！！」


ボソッと耳に囁いた。

くっそがぁ！！


A「......なに」


起き上がった、アイマスクを上にあげた。


尾浜「さっき女子からハンドクリーム貰ったんだけど....俺ベタベタするの嫌いだから、Aにあげる〜」


A「うえ！？」


俺の手を取って、ハンドクリームを塗り込んできた。


A「っ........」


な、なんだ......？


なんか......手つきがいやらしい.......


指と指を絡めてきたり、撫でるように触ってきたり......


A「っ.....」



俺は耐えられず、ふいっとそっぽを向いた。

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