同じクラスにはモテ男共がいる に！

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A「うわあ、いたわ」


楓「嫌な予感当たっちゃったよ......」


はぁ.....と溜息をつき、頭を抱えた。


前方にある光景、それは.....


三郎「だる」


兵助「最悪」


尾浜「あはは、ごめんね」


雷蔵「離れてー」


竹谷「ごめんな〜」


同級生人気者の五人と、それに群がる女たち。

アリみたいだよな。


砂糖に群がるアリ。


楓「あいつらが木で、受益に集ってるカブトムシみたい」


A「ぶはっ、確かに」


あの人気さは、万国共通なんだなぁ......


楓「巻き込まれないように逃げよう」


A「おととと？」


ぐいぐいと楓に手を引かれた。


竹谷「気づいてたんなら逃げないで助けてくれよ」


A「うひぃっ！！」


俺を後ろから抱きしめ、ふっと息をふきかけられた。


楓「げ、絡まれててよ」


尾浜「やだね〜」


A「ひ、いぃっ」


ツツーー.....とパーカーの中に手を突っ込まれ、背中を指で撫でられた。


勘右衛門め....くそ、やめろよ.....


楓「Aに手出さないで」


三郎「逃げたんだ。これくらいいいだろ？」


A「よくねぇって！っ、うぅあっ！」


兵助「ふふ、いい反応」


雷蔵「かわい」


A「勘弁してくれ.....」



夏休みまで、会いたくなかったっつの！

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