同じクラスにはモテ男共がいる

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A「.......」


そろ〜っと覗いた。



先輩「好きです！兵助くん！」


兵助「あ〜......」



A「うわ、久々知かよ......」


確かに美男子だし、肌つるつるだしめっちゃ優しいし.....モテるだろうな。知ってたけど。


俺が女だったら、自信なくす。


つか、女の方、三年生のマドンナ的な人じゃん。


ひぇ、久々知も罪な男だな。


先輩「だめかな？」


兵助「僕たち、話したことないですよね？むしろ、なんでOKすると思ったんですか？」


先輩「え？」



A「うわ......」


久々知、言い方悪すぎ......

最悪だな、あいつ。


兵助「大体、部活を中断したことに関して、何かないんですか？迷惑なんですけど」


先輩「なっ！！」


真っ赤になった先輩は、久々知のほっぺを引っぱたいた。


A「おー、やるねぇ......」


よくやった。

よくやった！！


俺は、嬉しいぞ！！


俺だったらグーだけど、パーで許してんだから、ほんと反省しろよ！！


兵助「ﾁｯ.......」


先輩「ひっ」


A「！！」


舌打ちをして、ギロリと先輩を睨んだ。


兵助「帰ってくれ。迷惑だ」


先輩「っ！」


先輩が走り去って行った。


A「おっかな.......」


こわ、こわぁ.....


久々知って、あんな顔すんの？？


兵助「出てこないの。A」


A「っ！！！」





マジかよ、バレとるやんけ。

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