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尾浜「おっはよー!」
A「ぐえっ!」
二人と話してしばらく、尾浜勘右衛門と久々知兵助、竹谷八左ヱ門が来た。
そして尾浜に後ろから飛びつかれた。
距離が近い!!女子じゃねぇんだからやめろや!!
竹谷「おはよう!」
兵助「おはよう」
A「ん」
尾浜「眠そうだね!」
A「うわ!撫でんな!!つか、触るな!!」
わしゃわしゃと頭を撫でられた。
野郎の頭なんて撫でて、何がそんなにいいんだよ!!
兵助「せっかく近くの席になったんだから、仲良くしよーよ」
竹谷「そうだな!」
A「......」
お前らが良くても、俺や嫌なんだよ。
変に反感買いたくねぇし。
A「はぁ......」
本日何度目か分からない大きなため息を吐いた。
早く楓、帰ってこないかな......
楓「ただいま」
A「うお、以心伝心」
楓「はい?」
A「いや、こっちの話」
俺が願ったら帰ってきた。
すげえ、ちょー仲良しじゃん。
楓「もう仲良くなったの?A、凄いね」
A「俺の顔みて仲良くなったと思うか?」
楓「ううん」
A「そういうことだよ」
尾浜「七瀬〜、俺達Aと仲良くなりたいのに、Aが突き放すんだよ〜」
A「うぇっ」
ぎゅうっと抱きしめる力を強めた。
苦しい。
楓「まあ、気長に待てば?」
兵助「なんかいい案ない?」
それ本人前に聞くか?ふつう。
楓「知ってても教えなーい」
ふいっとそっぽを向いて、自席に着いた。
そう、ものさえ渡さなければ、楓はとてもいい子だ。
俺の情報は絶対に売らない。
まあ、普通に俺の事今見捨てたけどね!?
助けてくれても良くねぇ!?
木下「ほら、席に付けー」
木下先生が教室に入ってきて、尾浜が離れた。
やっと、至福の時間を手に入れられる!!
あと、一時間目体育だ!!
ストレス発散してやる!!!
ちくしょう!!
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颯でーす!(プロフ) - たるとさん» えへへ、ありがとうございます!今後も楽しみにしててくださいね😊 (2022年11月25日 22時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
たると(プロフ) - ど、どうしよう…。楓くんが好きすぎる…。楓主…良い… (2022年11月25日 22時) (レス) @page50 id: d035d348ec (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - もんちゃんさん» 了解です!!書きますね!!雨の日の話、楽しみにしててくださいね😊 (2022年11月25日 20時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - まさか!?主君虐められてたの?そりゃあ助けたら懐くわ。納得納得。続編おめでとうございます!!雨の日家で何するんでしょうね....。気になります。リクエスト!!ひょんな事から主君が学園長の甥だと知る五人。楓君は元から知ってる設定で。 (2022年11月25日 20時) (レス) id: aa9892df77 (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - 龍火さん» そうですね!そりゃ懐きますよねぇ(*^^*) (2022年11月25日 20時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす | 作成日時:2022年11月20日 19時