ボッチくんの奮闘

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A「？、？？、？？？」


尾浜「スゥーーー......フゥーーー.......」


三郎「あ"〜〜〜〜.......」


鉢屋先輩に連れられて、いつもの活動部屋に来た。

そして、鉢屋先輩に座るように促されて、座った。


そしたら、後ろから尾浜先輩が僕のこと抱きしめて、正面から鉢屋先輩が抱きしめてきた。


な、なんで？

こ、こわい.....

し、絞め殺す、じ、準備？


尾浜「A、めっっちゃいい匂いする.......」


三郎「なんの洗剤を使ってるんだ？」


A「ひぇ、わ、わか、らな.....父さんが、つくっ、たやつ、つかって、るから.....」


尾浜「そっかぁ......あ〜〜....おちつくぅ.....」


三郎「これはやばいな......」


尾浜「ん、ふぅーーー.......」


A「ひゃあっ！」


首筋に息を吐かれ、ビクリと身体がはねた。


うぅ、やだぁっ......


尾浜「うわ、その声ハマりそ......」


三郎「ほう......」


A「ぅぅえ？」


二人の顔が、僕の首に近づいた。


その時.....


バコン！！


A「！！」


三郎「いっった！！」


尾浜「いってっ！！」


雷蔵「なーにしてんの？」


三郎「ら、らいぞ.....」


尾浜「やばっ......」


雷蔵「A、大丈夫かい？」


A「ふ、ふわ、せんぱい.....だ、大丈夫です.....びっくり、しました.....」


雷蔵「うんうん、そうだね。よしよし」


A「んん.....」


ポムポムと頭を撫でられた。


雷蔵「そこのバカ二人とお話したら、僕とお茶しようね」


A「あ、はいっ！」



焦るつもりはないけど.....


少しずつ、みんなになれて行くのが、ちょっとだけ、ちょっだけ、楽しくなってきた。



もっと、みんなと仲良くなりたいな.....



前とは全く違う気持ちに、少し戸惑った。


けど、悪い気はしなかった。

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