俺は兄離れができない！！！！

姫を守れ！ ページ16

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兄ちゃんに抱かれて数日。


古川「お前ら、実習だ」


A「お？」


教室でうだぁっとしてたら、先生が教室に来た。


古川「城の姫様の護衛な」


A「護衛？」


次屋「護衛なら、私たちより上級生の方が良くないですか？」


うん。たしかに.....

だって、俺たち三年生が護衛って、かなりリスクが高い気がする。


古川「姫様の年齢が十二でさ。どうやら年齢の近いものが護衛に来て欲しいらしい」


数馬「それで、僕たちに？」


古川「ああ。姫様は、とある分家から城への帰宅路の護衛を任せたいらしい」


A「ほうほう」


孫兵「明日ですか？」


古川「そうだ。城まで無事に送れたら、任務は終了」


A「了解です！」


古川「それと、一つ頭に入れて置いてくれ」


三年生「？」


先生の顔つきが変わった。


多分、重要なこと。


古川「姫様の城の周りでは、最近忍者が彷徨いてるらしい。お前らの実力なら問題は無いが.....姫様を守ることを最優先に。良いな？」


三年生「はい！」


古川「じゃあ、またな」


そう言って、先生は教室を出ていった。



A「護衛、ね......」


孫兵「上手くやろう。僕達なら大丈夫だよ」


作兵衛「だな」



護衛ね。


頑張って、ベストを尽くそう。

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