俺は兄離れができない！！！！

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古川「お前ら、良かった......生きてて」


A「死ぬかと、思ったけどな」


もう夜が明けちゃったし。


はーあ、これ、兄ちゃんに絞め殺されんな。


孫兵「暫くは、療養だね」


A「だな」


二人で、笑いあった。


古川「ほんとお前らは、どこまでも一緒だな。相棒」


A「へへ、俺の初めての友達で、初めの相棒だからな！」


孫兵「同じく」


古川「ははっ、さて、帰るぞ。みんな心配してる。とくに、お前の兄貴な」


A「大丈夫。絞め殺される覚悟は出来てるよ」


幼い時の二の舞みたいな事を、しちゃったからな。


A「兄ちゃんに心配かけすぎるのは、昔から変わってねぇから」


孫兵「前から思ってたけど、Aも不破先輩に少し依存してるよね」


A「え、ウソ」


孫兵「嘘じゃないよ。現に、何かあったとき、僕が居ない時とか....一番に不破先輩頼るし」


A「え、うっそ。完全に無自覚だった」


俺、うそぉ......


でもまあ、いっか。


とりあえず、兄ちゃんが居れば、俺は何とかなる。


A「あ、そうだ。作兵衛たちは？」


古川「医務室で寝てると思う。姫様を無事届けたあと、忍者に襲われたらしい」


孫兵「生きてるなら、それでいいですよ」


古川「だな。お、学園に着いたな」


A「あー、久々の景色.....」



やっと帰ってきたわ。

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