俺は兄離れができない！！！

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A「ん、んん......」


パチリと目を覚ました。


ありゃ、寝てたのか.....


A「いてっ」


ツンッとした痛みが首筋に走った。


A「んだよ......」


雷蔵「あ、首、血出てる」


A「うぉあっ！あに、兄ちゃん......」


雷蔵「ふふっ、後で医務室行こうか。大丈夫？記憶はしっかりしてる？」


A「ああ、まあ.....大丈夫」


話してたら、首に痛みを感じて、意識が飛んだ。


多分、睡眠薬かなんかを刺されたのだろう。


A「んで、俺はなんで兄ちゃんの部屋にいんの？」


雷蔵「本を買った帰りに、Aが逃げていくのが見えて、気配を消して着いていったんだ。したら、話してるから、機会を見てAを持って帰った」


その機会は、俺が寝た時だな。


A「なんもされてねぇ？」


雷蔵「心配してくれるの？ありがとう。でも大丈夫。なにかされる前似ては打ったから」


A「は？」


どゆこと？


雷蔵「まあとりあえず、A、お腹すいたろう？」


A「そういえば......」


グゥッとお腹が鳴った。


腹減ったな.....


雷蔵「医務室で手当してから、食堂でご飯食べようか」


A「！おう！」


腹減ったな、今日のご飯はなんだろう。



そんなことを考えながら、医務室へ向かった。


ご飯、生姜焼きでした。


美味かったです。

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