俺は兄離れができない！！！

毒慣らしの授業...... ページ1

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残暑もなくなり、本格的に秋に近づいている今日この頃。

うん、涼しくて過ごしやすくてちょうどいい。


A「あ〜......」


孫兵「だらけすぎだよ」


A「気候が丁度よすぎて、眠くなってくる」


俺は今、教室の床で寝っ転がっている。

まあ、眠くて眠くて.....


作兵衛「そういえばさ」


A「？」


作兵衛が、何かを思い出したように声を上げた。


なんだ？


数馬「ん、どうしたの？」


作兵衛「そういえば、あれがあるなって。毒慣らしの授業」


A「うわ、そういやあったな.......」


三年生の実習。

正直、怪我するよりも苦しいもの。


毒慣らしの授業.....


忍者は、毒に侵されることがあるから、ある程度耐性をつけなくてはならない。


初回の授業で、慣らすためにアホほど飲まされる。

そのあと、少しづつ、少しづつ.....食事やなにかに混ぜられる。


毒の選別と耐性をつけるために......


三年生の頃から毒に慣れておくと、楽だからって。


ほんと、嫌な実習だ。


A「サボりてぇ.....」


藤内「無理だよ。頑張ろう？」


次屋「こればっかしは、みんな通る道だからな」


左門「仕方ないだろう」


A「はぁ、やりたくねぇ」





いつやるんだろう。


その授業......

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