田舎者の奮闘記 いちだぁ！

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七松「腕立てと腹筋、スクワットを百回ずつ三セット。その後、裏山を三往復だ！」


A「おお.....」


回数がすごいなぁ.....


雷蔵「殺しに来てる.....」


三郎「もちろん、先輩達もやりますよね？」


食満「まあ、一応な.....」


ほう、計画した六年生もやるのかぁ......


七松「さあ、開始だ！」




A「滝夜叉丸」


平「ん？」


A「腹筋と腕立てとスクワットってなんだ？」


平「知らないのか！？」


A「ｺｸｯ......」


平「仕方ない。私たちと一緒にやろう」


A「うんっ！」


地獄の実技が始まった。





A「百っ！走ってくるー！」


田村「は！？」


綾部「え、うそ.....」


一番最後に終わると思っていた。

編入生だし、田舎出身だから.....体力だってそんなに無いと思っていた。


まさか、六年生に続いて、二番目に走り始めるとは思わなかった。



タカ丸「うっへぇ.....あと、何回？」


田村「ははっ.....急がないとな......」



竹谷「バケモンか......」


兵助「あの滝夜叉丸でさえバテてるのに、なんであんな元気なの？」


計三百回を終えたとは思わないほど、元気に走っていった。


尾浜「体力おばけじゃん」






死にかけてる、五年生と四年生であった。

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