とある忍たまは隠れていたい ４

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食満「体術は、コツだ」


A「それ、次屋先輩にも言われた」


食満「コツさえ掴めば、一年生でも俺らを投げれる」


A「え！？」


一年生が！？六年生を！？！？

そんなこと出来んの！？


A「嘘だ！出来るわけ.....」


食満「出来るさ。虎若がいい例だ」


A「虎若？」


伊作「虎若は、火縄の他に体術を得意にしてる。力も少しは関係してるけど、あれはコツ。僕一回投げられたことあるし」


A「あんた何したんですか」


伊作「いや、一年生と上級生の合同実技で、虎若と組んだだけどさ.....教えようとしたら、実践で！って言われて、投げられた」


あの時はびっくりしたよ〜！

笑いながらそう言ってた。


食満「と、まあそんな感じだ。Aはまだ、身体の使い方をわかっていない。教えてやろう。今夜、道場に来い。教えてやる」


A「えぇ......」


ニヤリと笑った食満先輩。

道場で襲われたから嫌だとかじゃないんだけど....


単純に、嫌な予感がする。

あの鍛錬バカと言われた人だぜ？

すごく嫌な予感がする。


食満「な？来るだろ？」


A「うえぇ......」


伊作「まあ、教えてもらいなよ。こんな機会そうそうないし」


A「あい.....」



しょうがない、行くか.....


今夜、道場に.....

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