とある忍たまは隠れていたい ４

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A「あり、迷っちゃったな」


彦四郎「はぐれちゃいましたね」


黒木「どうします？」


五人で歩いていたけど、人混みに入っちゃって.....はぐれないように、彦四郎と庄左ヱ門の手は繋いでたけど、鉢屋先輩達とは、はぐれた。



A「参ったな......」


ぽりぽりと頭をかいた。


A「この辺、俺土地勘ないしな.....」


下手に動いてさらに迷うのだけは防ぎたい。


A「うーん......あ」


ふと空を見たら、煙が一筋上がっていた。


A「あっち、行ってみる？」


煙のある方向を指さした。


黒木「行ってみます」


彦四郎「行きましょう！」







A「お前ら見んな」


黒木「！」


彦四郎「わっ！」


煙が出てる場所にたどり着いた。

のはいいんだけど......これはあまり見せられない光景だ。


戦の後.....人が死んでる。


俺意外と平気だった。

思い出したけど、俺結構えげつない映画とか好きで見てたみたい。

だから、ガチの死体を見た時、マジかよで終わった。



でも、このチビたちはダメだ。

刺激が強すぎる。



A「ここを離れよう」


黒木「いいんですか？」


彦四郎「うん。いいよ」




二人の手を引いて、歩き出した。

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