とある忍たまは隠れていたい

・ ページ20

・


しばらく抱っこされて、ようやく落ち着いた。


伊作「落ち着いた？」


A「元々落ち着いてる」


立花「素直じゃないなぁ」


A「ん」


少し涙が溜まった目元を拭われた。


伊作「A、お兄ちゃんいるの？」


A「一人っ子ですけど」


伊作「へ？」


A「？」


何言ってんだ。この人.....俺は、一人っ子で.....

一人っ子、なのに......


食満「兄ちゃんって言ってたから、てっきりいると思ってたわ」


A「兄ちゃん？」


俺、そんなこと言ってたか？

記憶、ない.....言ったような、言ってないような.....


長次「近所の人か？」


A「？たぶ、ん.....」


咄嗟に嘘ついた。


なんで、兄ちゃんって......


伊作「A、恐怖症って知ってる？」


A「恐怖症？」


伊作「うん。普通の人って、怖いものとかは頑張れば、克服できるのね？」


A「ｺｸｯ」


伊作「でも、克服できないほど、怖いものがある人がいるんだ。それが恐怖症。君は、火恐怖症と軽い対人恐怖症」


A「火は、ともかく....対人恐怖症？なんで？」


伊作「君、無意識かい？初めての人と話すとき、軽く過呼吸起こしてるんだよ？」


A「そう.....」


人見知りとあがり症だと思ってた。

別に、信頼できないとかはないんだけどなぁ......


長次「私たちが怖いか？」


A「こわく、ない.....」


七松「なに！ゆっくり慣れればいいさ！！」


A「わっ！」


わしゃわしゃと頭を撫でられた。


A「もう、何するんですか」


ぐっちゃぐちゃになった頭を直した。


雑だけど、不思議と嫌な気はしなかった。







─────


作者です！！


ちとネタ詰まりしてるので！！


リクエストぼしゅーします！！


一人一個！

そして、リクエストは三個くらい受け付けます！！


よろしくでーす！！



By颯でーす！

なにこれ、なんでこんな急に？→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す