兵庫水軍の子

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コンコン


学園長「うむ、入れ」


A「失礼します」


庵につき、中に入った。



学園長「久しいな。A」


A「学園長先生もちょっと老けたくらいで元気っすね」


学園長「その生意気さは、変わらないな」


A「お陰様で」


学園長先生の前では素なのです。

なんでかって？？


やったら秒でバレたからだよ！！

くそ、猫じじめ！！



学園長「再入学じゃな？」


A「そうです。というか、別に辞めた判定でよかったのに、なんで休学にしたんすか」


学園長「お主がまたここに戻ってくると信じてきたからじゃ」


A「！！」


この人は、どこまで行っても、先が見えてやがる.....


A「悠兄は、見つかるかな」


学園長「お主なら大丈夫じゃ」


A「うん。ありがとう」




涼「A！！！」


A「うお」


学園長「ノックをせい」



涼「A、戻ってきてくれたんだな！！」


A「うおうおっ」


ぎゅうっと力強く抱きしめられた。


学園長先生は、無視なのね。


流石だわ。



涼「よかった。これからまた、一緒だな！！！」


ニカッと太陽のような顔で笑った。


A「！....そうだね」


俺も、なんだかんだ寂しかったんだな.....


学園長「A、お主の服も全て、お主の部屋に置いてある。着替えたら校庭に来なさい。自己紹介をしよう」


A「はい」


涼「A、行こう！」


A「おう」


涼に手を引かれ、庵を後にした。

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