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善法寺伊作に再開してから、早数週間。
協栄丸「A」
A「なーに？」
協栄丸「お客さんだ」
A「？」
お客さん？
涼「よう、A」
A「！涼.....」
ほんと、諦めの悪いヤツだな......
場所を変えて、人目につかないところに来た。
A「なに、なんの用」
涼「戻ってこいよ」
A「断る。前にも言っただろ。悠兄が居ないなら、あそこにいる意味は無い。それに....」
あそこに戻りたくない。
それが本音だ。
俺には、窮屈すぎる。
涼「あれは、お前のせいじゃない！学園に居れば、悠先生の所在も掴めるかもしれないだろ！」
A「それはここにいたって同じだよ。むしろ、こっちの方が人脈がある。あそこに戻る意味なんて、俺にはない！」
涼「A！！頼む、帰ってきてくれ！俺は、もう一度お前と.....」
A「うるさい！！お前に俺の気持ちなんて分からないだろ！！俺は忍者に向いてない！！涼、もう俺に構わないでくれ....」
辛い思いは、もうしたくないんだ。
バカにされる日々、見下される日々。
あんなのはもう、ごめんだ。
涼「A、頼む。帰ってきてくれ.....」
A「嫌だ。大体、なんでそんなに俺にこだわる！！」
涼「お前が、大切だから.....お前も悠先生も、翔一先生だって、お前を待ってる」
A「っ.....」
涼「A」
A「うるさい、うるさい、うるさい！！もうお前帰れよ！！どっか行けよ！！」
涼「Aっ！」
鬼蜘蛛丸「そこまでです」
A「！鬼兄.....」
後ろから、鬼兄に抱きしめられた。
涼「鬼蜘蛛丸さん.....」
鬼蜘蛛丸「涼さん、無理強いは関心しません。今日はお引き取り下さい」
涼「っ、でも！」
鬼蜘蛛丸「......」
涼「っ！！」
A「！」
今まで見た事ない鬼兄の冷たい目。
殺気....？
涼「....A、また来るから」
A「......」
涼は、帰って行った。
鬼蜘蛛丸「A、無理するな」
A「分かってる。分かってるよ....けど.....」
もう、どうすればいいの......
鬼蜘蛛丸「お前が決めなさい。ここで、悠を探すか、忍術学園に戻って悠を探すか」
A「っ.....」
もう、わけわかんない。
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颯でーす！(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2022年4月30日 10時) (
レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
南雲 - いつも楽しみにしてます！ (2022年4月30日 6時) (レス) id: 6a1adaf972 (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす！(プロフ) - みたらしお餅さん» 何気に仲良しな二人ですw発揮しちゃった伊作先輩だぜ( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! (2022年4月29日 23時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 喜八郎…主君…尊い！！好き！！口吸いの振りって…そのままするのも美味しかったな｡伊作…嫉妬大魔王､発揮してる！好き！！ (2022年4月29日 23時) (レス) @page50 id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす！(プロフ) - らむねさん» 四年生、良いですよね〜！うちも好きです！！伊作と主くんの展開楽しみにしててくださいね！！ (2022年4月29日 21時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颯でーす
| 作成日時：2022年4月23日 19時
