目立たない六年生

実習、実習 ページ37

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穂澄「いってらっしゃい」


六年生「いってきまーす！／いってきます」


また、実習だよ。

六年生、多すぎ。面倒臭いよ.....



A「ふ、ぁ......」


眠いし....


伊作「寝不足？」


A「ううん。大丈夫」


伊作「そう？」


A「うん」


伊作「そっか」


実習場所まで歩き、か.....

さっきっから、文次郎の顔がめっちゃ怖いんだけど。

怖い。


立花「文次郎、顔が怖いぞ。徹夜か？」


文次郎「あ"？別になんでもねぇよ」




小平太「文次郎は、機嫌が悪いな！」


長次「そうだな.....」


食満「なんか、あったんじゃねぇの？」


小平太「さぁな！」


やっぱり、みんな思ったみたい。文次郎、機嫌悪い。

怖いから、話かけないでおこう。


文次郎「.....ﾁｯ!!」


A「ひっ.....」


なんか、俺見て舌打ちされた.....

俺、なんかした？怖いよぉ.....


A「俺、なんかした....？」


文次郎「なんでもねぇ」


A「そ、そっか.....」


文次郎、怖い。


食満「A」


A「おわ、留三郎.....」


留三郎が俺に乗っかかるようにもたれてきた。


食満「文次郎のやつなんか、ほっとけ。お前が気にすることなんかねぇから」


A「ん、うん.....」


食満「大丈夫だからな〜」


A「おわわっ」


わしゃわしゃと頭を撫でられた。


立花「ほら、もう着くぞ」


A「ん、わかった！」


食満「おう」


文次郎「ﾁｯ.....」


一部始終を見てた文次郎、舌打ちを一つしました。

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