目立たない六年生

女装をしましょう ページ28

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穂澄「......」


A「ほずみん？」


穂澄「......」


A「ほずみーーん！」


穂澄「あ、ごめん。なに？」


A「いや、授業の内容.....」


穂澄「あ、そうだ。女装だよ。それで、ペアで町に出て、色々見てきて」


立花「ん、でもそれだと、一人余りませんか？」


穂澄「うん。だから、ニ、ニ、三」


立花「分かりました」


女装かぁ.....前は、恥ずかしかったな。女装だぜ？コスプレくらい恥ずかしい。俺の友達が前にやってて巻き込まれたことあった。恥ずかしかった。

でも、慣れたよね。うん。もう、なんの抵抗もないわ。


伊作「誰が、女装する？三人」


立花「まず、Aだろう」


A「え、なんでさ」


立花「不満か？」


A「う、ううん。大丈夫.....」


仙蔵様の言う事は、聞かないと.....俺の推しですからね。


伊作「あとは、誰がやる？」


立花「伊作でいいと思うが」


伊作「僕もそれで大丈夫。あと一人は、どうするの？」


立花「じゃんけんしろ」


食満「おう」


小平太、長次、文次郎、留三郎がじゃんけんを始めた。


食満「俺かよ.....」


女装、俺、伊作、留三郎。ものの見事には組。

その他が、普通の変装。


伊作「ペアは？」


立花「取り合いになるな。絶対」


伊作「そうだね」


A「？」


二人が俺の方を見た。


文次郎「A」


A「ん？」


文次郎「誰とペアがいい」


A「え、誰でも.....」


立花「なら、私とペアを組もうか」


A「ひぇっ.....」


仙蔵様に後ろから抱きしめられた。


文次郎「仙蔵！お前......」


立花「なんだ？早いもの勝ちだろう？」


A「ひえ〜......」


顔、怖い。


文次郎「ﾁｯ.....」


長次「伊作......」


伊作「うん。いいよ」


伊作と長次がペアみたい。


食満「こいつらとかよ.....」


小平太「なっはっは！」


文次郎「結局、お前とかよ」


と、いうペアです。

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