目立たない六年生

始まり ページ2

・


俺は、佐野A。

忍術学園、六年は組だ。


A「暇、だな.....」


先日、新一年生が入学したらしい。

なんで、そんな他人行儀なんだって？俺、入学式出てないんだ。

任務でね。でも、聞いたところによると.....


A「個性、ね.....」


ちょー強いんだって。なんでも、下級生から上級生まで、先生までも引っ掻き回すらしい。


A「俺、関わりたくないな....」


俺、前世？の記憶がある。友人に刺殺されて、齢十五にして召されたんだけどさ。

忍たまのアニメは....あーんまり、知らないかなぁ....や、知ってるけど、詳しくはって感じ。


穂澄「.....A」


A「ほずみん。どうしたんですか？」


穂澄「.....えっと......」


この人、穂澄先生。俺、ほずみんって呼んでる。

返答に二分ぐらいかかるし、ワンテンポ遅れる。


穂澄「明日、実技ね、えと.....合同、だから。ね？」


A「あ、はい。りょーかいです」


穂澄「あと、今、委員会やってる。入る？」


A「入んない」


穂澄「そっか.........じゃ、またね」


A「は、はい。また.....」


ほずみんが教室を出ていった。


A「ちょっと、委員会が終わるまで、散歩でもするかな」


うん。そうしよう。


立ち上がって、教室を出た。

・→←設定！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す