忍ばないお姫様 (ページ33)

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不器用な優しさページ33

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side / Koki.Kawasaki

皇「おはようございます.....ってやっぱり1番か、笑」

今日は珍しく1番乗りだった

なんでかって言うと、昨日星輝が一緒に行くとか言い出したから

なんか恥ずかしいじゃん、兄弟揃って来るとか笑

まだみんな来ないな〜って思いながら曲をかけて振りの確認をする

安「お、おはよ！」

湧「皇輝くんが1番かー！」

そんなこんなであじと湧が来て、だんだんメンバーが集まり始めた

「じゃあそろそろ始めるか、」

振付師さんの言葉でみんなストレッチをしだすんだけど、珍しくAがまだ来てない

内「Aまだぁ？」

黒「遅いよね、珍しく」

Aがレッスンに遅れることなんてほとんど.....っていうか1回もなかったから、少し心配になる

『っ、すみません！遅れました、』

そんなことを考えていると、レッスン場に現れたA

心做しか顔色が悪い気もするけど、

星「やっと来た」

『すみません.....』

皇「大丈夫？」

『ごめん、遅れて..』

檜「.....ねえ、」

『ん？』

檜「ちゃんと休めてんの？」

さすが檜山、鋭い

Aは今、ドラマの撮影、大学のレポートが重なっててめちゃくちゃ忙しい

『まぁ？』

檜「お前さ、」

『大丈夫だから。遅れちゃったから始めよ！ね？』

という訳でレッスンが始まった