青い眼差しの先には【五条悟】 (ページ8)

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時は流れ、私たちは教師になった

悟は1年の担任に就任した

と言っても生徒はまだだったの1人

傑は2年の担任になり、私はその副担任と掛け持ちで補助監督になった

どうして補助監督に？って思うよね

……人手不足なんです。はい。
補助監督激務で雑用ばかり、それに残業も当たり前だからすーぐに辞めてっちゃうの

まあ辞めた方が寿命は伸びると思うね、うん

でも最近、命知らずの若人が超絶イケメン目当てで入ってくる人が多いらしくて、任務が被るよう日々努力しているんだとか何だとか

あと彼女が居てもお構いなしの女ばかりなのよねぇ…
さすが命張るだけの仕事してる人たち…肝がすわってやがる

今、自販機前で悟がジュースを選んでいたから声をかけようとしたんだけど…イケメン狙い女に先に声をかけられちゃった…

「あ！五条さーん！何買うんですかぁ？」

悟「…あ？誰、君」

「えぇ酷い〜！一緒に任務に行ったことあるのに忘れちゃったんですか？」

悟「僕、彼女以外の女には興味がないからぁそんなのいちいち覚えてないよ。てか距離近い離れてくんない？」

そう言いながらちょっと不機嫌になった悟は術式で女が触れてこられないように拒否していた

「なっ、何で無限使うんですか〜？！私…そこら辺の人よりは可愛いと思うし、胸もあるんですよぉ？？」

悟「性格クソだな」

捨て台詞と同時にシュッと悟はその場から消えた

側から覗いてたAは消えた瞬間を見て話すタイミングがなく少しがっかりした

A『居なくなっちゃった……どこ行ったんだろ…？』

悟「ここにいるけど？」

A『ぬわぁ！！！？？』

突然後ろから腰に手を回され、そのまま抱きついてきたと思ったら耳元で彼はそう呟いた