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あれからどれくらい時間が経っただろうか…
ハア…ハァ………ッチ!
闘いの中、敵の笑い声と共に殴り合うすごい音が鳴り響く
片黒「なんとも素晴らしいです!こんなにも手応えのある戦いは久々ですよ!!興奮しちゃいますねぇ…!!」
悟「クソッ、さっきの20体でだいぶ呪力使っちまったよ!」
傑「黒幕が出ることくらい想定できなかったのか悟…」
悟「んだよ!わかってたなら教えてくれてもいーじゃねえかよ!」
傑「人の話を聞かずに突っ走ってるからだろ」
片黒「……こいつらまだ無駄口が叩けるほどの呪力と体力があるのか…
はぁ仕方ない………
領域展開…!」
悟・傑「!!!(しまった)」
片黒「グハッッッッ!!!な、なんだ…!?」
領域展開をされそうになった瞬間、片黒にどでかい妖狐が飛びついてきて、その衝撃で領域展開の術式は消えた
A『あーらら、悟たち随分とズタボロじゃないの〜』
アオーーーーンと雄叫びをあげる巨大妖狐の横で手慣れた手つきで
妖狐の頭を撫でながらニヤっと笑う彼女が突如現れた。
そう、こいつが俺の彼女ーーーー
俺が惚れた女。
つか、俺よりもかっこよく登場してくんじゃねーよ!
悟「相変わらず狼なんだか狐なんだかどっちかわかんねえ術式使いやがって!」
A『えっそこ!?てかどう見ても狐でしょ!!』
悟「じゃどーして狼みたいに叫ぶんだよ!てかでけえんだよ!
あーわかった実はそいつ山犬だろ!モ●だろぜってぇ!!」
傑「六眼持ちとは思えない発言だよ全く」
そういいながらフフッと笑う夏油傑
ギャーギャー喚く五条悟
一緒にギャーギャー騒いでる八神原A
そして完全に忘れ去られてる一応"特級呪霊"の片黒…
茶番に痺れを切らした片黒が叫ぶ
片黒「おいおいおいおい!!!わたしの存在を消さないでもらえるかなあああああ!!!」
怒りのあまりすごい呪力が辺りを染める
だが最強組は…
A『…誰あいつ?』
傑「まあ一応、特級呪霊らしい」
片黒「一応てなんだよ、一応て!!」
彼らのペースに完全に乗せられていた
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作者名:おもち | 作成日時:2023年12月15日 23時