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恵side
今日は東北のある町で観光客が次々と失踪している所にAさんと一緒に任務に向かうことになった。
あとから七海さんも合流するらしいんだけど
らしいんだけど……
A『さっっっむい!!!』
恵「そりゃここ雪国ですからね」
そうここは、東京から離れたとある雪国……
雪のことになるとこの人すんごいテンション上がるんだよなぁ
A『めぐみ〜見てみてー!雪だよ雪!雪だるまつくろーよ!』
恵「そんな暇ありませんって。ほら早く行きますよ!」
そう言いながら俺はAさんを引っ張って現場へ向かった。
A『はぁぁぁ……んで、ここが例の町?』
恵「さっきとテンション違いすぎるだろ」
A『だってー、恵と雪遊びしたかったんだもん。』
この人こーゆーとこあるんだよな
普段クソ強いくせして…たまに女の子っぽいところを見せる。
世に言う"ギャップ"ってやつ? 五条さんが溺愛するのもちょっとわかる気がする
恵「そう言うの五条さんの前でだけは絶対言わないでくなさいね。俺が殺される」
A『大丈夫大丈夫!そしたら私が阻止するから!』
火に油を注ぐつもりかこの人は…
恵「遠慮しときます」
?「君たち…他所からきたのかい?」
A・恵「っ!!!??」
さっきまで誰もいなかったのに急に俺たちに話しかけて来た
人の気配も全くしなかったのに…もちろん呪霊の呪力すらも
一体どう言うことなんだ…?
A『あっえっとー…この町が観光名所と聞きまして…』
?「この町は恋愛関係では有名なところでね〜!君たちはカップルかい?いいね〜最近の若者は!」
あー。五条さんにコロサレル…
A『え!そーなんですか!?恋愛関係って例えばどんなことですか!?』
そしてなんであの人はあんなにノリノリなんだよ!
?「ほっほっほ。可愛らしい子じゃの…どんなことってそりゃ恋愛に関わること全てにだよ。」
は?すべて?どう考えても胡散臭いだろ。信じる人いんのか?
A『えぇ全部!?まじかすんげーな!!』
めっちゃ間近に信じる人居たわ。てかなんか少しキャラ崩壊してないか?
?「気になるならあそこにある神社に行くといいよ。結構有名でね」
恵「神社が有名?初めて聞いたな。確かこの町は食べ物が有名って…」
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作者名:おもち | 作成日時:2023年12月15日 23時