【Fischer's】無痛症の私。

episode1＿ ページ2

▹▸▹▸優海side

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⿸


『なんか、フラフラするな……』









思い返せば、ここ最近。









仕事が忙しくて、食欲無いし、





よく寝てない。









(ﾌﾗｯ)




((ガシャンッ








『…………………転んじゃった。』









転んでも、痛みなんて感じない。





痛いって何？

暑いって何？

寒いって何？









もう、10年以上は感じていないだろう。









疲れきった体にムチを打って、無理やり立ち上がった。






歩き出したけど、いつものように歩けなかった。









足でも挫いたのだろう。









近くの公園にベンチがあるのが見え、






少しそこで休む事にした。








『ふ〜…………』









吐いた息は白く、気付けば跡形もなくなっているこの季節。






人々は寒いと感じているのだろう。









私は半袖短パンでも過ごせる。









温度を感じることが出来ないから………









(ﾎﾟﾀｯ)




あ、









雨だ。









どうしよう。




傘、持ってきてない。









今から帰るにも、足がおかしいし…………









タクシーは…………………………こんな所、通ってるわけないか…










『あ、あそこ…』









ちょうど、木の下にベンチがあるところを見つけて、
しばらくそこに雨宿りする事にした。









『ふぁ〜………………眠い。』









いくら眠いと言えど、ここは外。



それに夜中だ。







だから寝てはいけない。









とは思いつつも、






やはり、睡魔には勝てないのだろう。








アラームを10分で鳴るようセットし、









何も感じない、この世界から少しのあいだだけ目を逸らした。


______________________________



遅くなってしまってごめんなさい！！


もう、眠くて眠くて…………






おかしな所とか、あったら、教えてください！






ヾ('ω'⊂ )))Σ≡ｱﾃﾞｭ-

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