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ボロボロのせんせーがカエデを治した。
最後までこのせんせーは驚くことしかしない。
殺｢皆さん、
暗殺者が瀕死のターゲットを逃がしてどうするんですか
楽しい時間は必ず終わるんです。それが教室という物だから。｣
みんな空を見上げる。
もう時間はない。
どんなに私達がせんせーを助けたくても、
止まらない。
磯貝｢みんな、
俺たちの意思で決めないといけない。
手をあげてくれ。
殺せんせーを、殺したくないやつ｣
悔しく、辛く、
静かに手を上げる。
磯貝｢OK、下ろして。
っ、殺したいやつ｣
沢山の思い出。
せんせーが知識をくれた。
笑わせてくれた。
愛をくれた。
私を仲間に入れてくれた。
せんせーがいたから、
私がここにいる。
私達がE組として、椚ヶ丘に居れる。
下唇を噛み、手を挙げた。
殺したくない。
でもレーザーに任せてせんせーが死ぬぐらいなら、
私達が殺したい。
この一年、せんせーを暗殺してきたから。
これが、私達の答え。
私達は殺し屋。
ターゲットはせんせー。
みんな、それぞれせんせーの触手を抑えていく。
渚がせんせーの上にまたがる。
悲しくて、涙が溢れる。
止まらない。
止められない。
最後に出欠を取っていくせんせー。
一人ずつ。
殺｢灰谷Aさん｣
｢はい｣
最後から3番目。
途中から来たから。
殺｢.......Aさんは最後までせんせーとしか言ってくれませんでしたね｣
烏間せんせーでさえも殺せんせーと呼んだから、
気がかりだったのだろう。
｢気づいてたんだ、｣
殺｢いつ、呼んでくれるのかと待っていましたよ｣
｢......はは、ごめんね。
殺せんせー、
私あなたに出会えて良かったよ｣
そう言うと満足そうに頷いた。
潮田｢うわあああああ！！！｣
振り上げたナイフ。
渚の声。
ただ、涙が止まらない。
殺｢そんな気持ちで殺してはいけません。
落ち着いて、笑顔で。｣
なんで死ぬのにそんな落ち着いていられるのかな、
潮田｢さようなら、殺せんせー｣
殺｢はい、さようなら｣
渚がネクタイの月の部分にナイフを刺す。
するとせんせーの体から光が溢れ出した。
光の玉を発しながら消滅していく。
｢くっうぁあ.....｣
完全に消えた殺せんせー。
残っているのは服だけ。
崩れて泣いてしまう。
終わった、
全てが。
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美海(プロフ) - れなさん» ありがとうございます！完結は必ずしますのでよろしくお願いします！ (2023年2月22日 7時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - なゆゆんさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥹更新ゆっくりですが楽しみにしててください！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく、すごくすごく大好きです。色々と考えさせられる本当に素敵な作品だなと思いました。それに文才が天才すぎます、、時間ある時にまた更新していただけると嬉しいです。完結までついていかせてください。 (2023年2月10日 12時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
なゆゆん - クロスオーバーってだけでも難しいのにどれもめちゃくちゃ面白いです！どんぐりつけ麺ってドラケンが言ったのめっちゃシュールすぎて笑えました！！ 更新すっごい楽しみーーー！！ (2023年1月29日 17時) (レス) @page34 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます！ (2022年12月8日 20時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2022年11月29日 22時
