. 東卍メンバーさんE組になりました ８

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皆が怪我を気にかけて一日を過ごしたため、あまり負荷はかかっていない。


赤羽｢全治何ヶ月？｣


｢2ヶ月だったけど、治癒力高いから1ヶ月で行けるだろうって。｣


包帯が取れたらそんなに目立たないし。


それに殴られただけで、他はあまり何もされていない。


｢本当に殺したかったら痛めつけてからじゃなくて直ぐに殺した方が確実なのにね｣


赤羽｢はは、そう言うやつらは痛めつけてから殺したいんでしょ
てかよく死ななかったね｣


｢死んだら向こうの思い通りだからね。

意地でも生きてやろうって。｣


皆が掃除している中、私は空いている机に腰をかけてカルマと話す。


磯貝｢まぁ殺しても死ななそうだもんな、A｣


｢あはは、よく言われる〜｣


中村｢よく耐えたね、痛かったでしょ｣


｢もう激痛よ。
途中意識なかったし。

倉庫で殴られてたけど血溜まりでも出来てんじゃない？｣


茅野｢よく数日で学校来たね｣


｢すぐ卒業だしね、

最後くらいは来ておきたいし。｣


それに家に居ても思い出して辛くなるだけ。


何かしていた方が気が休まる。


潮田｢Aは車のお迎え？｣


｢うん、腕の骨が治るまではお世話になるつもり。
一人じゃなんも出来ないから女中さんに手伝ってもらうの｣


利き手じゃないだけ良かった。


岡島｢女中さんもいる家ってどんなところだよ.......｣


｢まぁ灰谷組だしね〜｣


ｲﾘｰﾅ｢A、｣


｢なに〜？｣


ｲﾘｰﾅ｢あんた達の抗争で出た銃はどこから仕入れたとかわかんないわよね？｣


｢さすがに知らないよ。
稀咲が持ってたものだし。｣


赤羽｢東卍にいるんじゃないの？聞けば？｣


｢東卍は一月にマイキーが除名にしてる。

それに聞こうにももう聞けないし｣


潮田｢それって、｣


｢私達が殺したんじゃないわよ、
ただ警察に着き出そうとして追いかけてたらトラックに、ってだけ。

で？なんでイリーナせんせ〜そんなこと聞いてくんの？｣


ｲﾘｰﾅ｢不良の抗争で銃が出た、って今そっちの界隈じゃ噂よ。
殺し屋だって、普通の不良に銃が渡らないようにだってしてるし。

どこから仕入れて、誰からなのか、それをわからないとこれからも不良に銃が渡ってしまう。
未成年のただの不良に銃を渡すなんてプロ失格よ。｣


｢ふーん。｣


稀咲にそんなツテがあるとは思えない。


だが持っていたのは確かだしなぁ。


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