. 東卍メンバーさんE組になりました

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私がいつも通りだったからか、皆は気にせずに話しかけてくれる。


まぁ無理に気を使わせる方が嫌だし。


律と仲良くなったり、東卍の方で色々あったりと毎日が早く過ぎていった5月。


6月になり、梅雨の時期に入ったからか雨がよく降っていた。


今日は新しい転校生がいるとの事で皆気を張っている。


その間に皆は色々あったみたいだが私は興味が無い。


赤羽｢どんな子だろうね〜｣


｢しらな〜い｣


原｢そーいや律、何か聞いてないの？
同じ転校生暗殺者として｣


律｢はい、少しだけ
初期命令では私と彼の同時投入の予定でした。
私が遠距離射撃、彼が肉迫攻撃
連携して殺せんせーを追い詰めると

ですが.....2つの理由でその命令はキャンセルされました。｣


律の話しに皆耳を傾けた。


私は欠伸をしながら話を聞いて。


律｢ひとつは彼の調整に予定より時間がかかったから
もうひとつは私が彼より暗殺者として圧倒的に劣っていたから

私の性能では彼のサポートをつとめるには力不足だと

そこで各自単独で暗殺を開始する事になり、重要度が下がった私から送り込まれたと聞いています。｣


皆その話に冷や汗をかいていた。


するとガララッと開いたドア。


そこから入ってきたのは白ずくめの男の人。


ｼﾛ｢ごめんごめん驚かせたね
転校生は私じゃないよ
私は保護者まぁ.....白いしシロとでも呼んでくれ｣


私は目を細めてその人を見る。


あんまり好きな感じじゃないなぁ。


そう思い見ていると目があった。


私は目を逸らして頬杖を着く。


ｼﾛ｢おーいイトナ！！入っておいで！！！｣


皆がドアに注目している中、イトナと呼ばれた子が入ってきたのは後ろの壁から。


チリがパラパラと当たったため、私は払い落とす。


ｲﾄﾅ｢俺は.....勝った
この教室の壁よりも強いことが証明された。
それだけでいい、それだけでいい.....｣


隣でぶつぶつと呟いているのを横目に見て溜息を着く。


ｼﾛ｢堀部イトナだ
名前で呼んであげてください

ああそれと私も少々過保護でね
しばらくの間彼の事を見守らせてもらいますよ｣


赤羽｢ねぇイトナ君
ちょっと気になったんだけど今外から手ぶらで入ってきたよね

外土砂降りの雨なのに......
なんでイトナ君一滴たりとも濡れてないの？｣


｢普通は傘いるよねぇ〜

傘さしてても服濡れるのにさ〜｣


カルマに共感しているとイトナはキョロキョロと辺りを見渡してから立ち上がり、私とカルマの間に立った。


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