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マイキー達と予定を合わせて武蔵神社に行く。
「ごめん〜お待たせ」
三ツ谷「いや、忙しいのはわかってるし大丈夫だぞ」
「隆やっさし〜」
マイキー「おばあさんの葬式は?」
「ちゃんと終わったよ〜」
ヘラりと笑い、みんなにお土産を渡す。
場地「これから一人暮らしなんだろ?
学生で大丈夫なのかよ」
「あぁ、それは大丈夫。
お兄ちゃんの家とこっちの家を行き来するから」
さすがに六本木と言ったらめんどくさいため場所は言わないでおこう。
マイキーは階段に座っていたが、こちらに来て抱きしめてくれる。
ドラケン「!珍しい、マイキーからなんて」
ただ無言で抱きしめてくれる。
多分、心配をしてくれているのだろう。
「マイキー、大丈夫。
ありがとう」
私は抱き締め返す。
パー「兄貴の家とこっちを行き来するって、
兄貴の家どこなんだ?」
マイキーは離れて私の隣に立った。
「はぁ......私がわざと言わなかったのになんでそこは鋭いかなぁ」
パー「なっ
ダメかよ!!」
「馬鹿なのになぁーって思っただけ!
それに、お兄ちゃんの事はちょっとまだ言えない。」
場地「なにかあるのか?」
「東卍の一人として言ってるだけだよ
ぶつかりたくないからさ、」
お兄ちゃん達とぶつかった時、私はどちらに着くだろうか。
仲間が、兄達が、傷つけあう姿は見たくない。
東卍の副総長として前線に出ないといけないことは当たり前なのだが、
もしそうなってしまった時、
私は蘭と竜胆の妹をやめなければなくなる。
「もしお兄ちゃん達関係で何かあった時は、
ちゃんとケジメは付けるから。
だから今はまだここだけの話で終わらせて」
三ツ谷「話したくねぇんだったら無理に聞き出す必要もないな
マイキーがそれで許してそうだし」
皆はマイキーに視線を送る。
マイキーはたい焼きを口にしていて。
マイキー「Aの家がややこしいのは知ってるし、別に東卍に居てくれんなら何も言わねぇよ」
私は少し笑う。
やっぱりマイキーはマイキーだ。
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らむねすきぴ((殴 - めっちゃ面白いですね、私大好きです作品と作者が。 (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
らむねすきぴ((殴 - なんだろう。私も同じ心情でs((( 私殴られすぎじゃね (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - なんだろう。この小説見てるとプリンとねるねるねるね食べたくなってくる。응원합니다! (2022年4月4日 23時) (レス) @page7 id: 63c79b7286 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 面白いです!暗殺教室も東京卍リベンジャーズも好きなので嬉しい限りです!この作品推します!更新頑張ってください (2021年9月26日 16時) (レス) id: 5cfb1f0151 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫 - めっちゃ面白いですw!応援してますっ。更新頑張ってください! (2021年9月26日 13時) (レス) @page17 id: 00eb832e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2021年9月22日 18時