. 元東卍メンバーは公安警察の警部さん ３

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｢逃げると言うことはわかっているのね？｣


人の居ない甲板に追い詰める。


銃を構えて男を見る。


男｢なぜ梵天がいるんだ！！！

組織と組んだというのか！！！｣


｢そうよ？

ここにバーボンも来ている。


貴方はもう終わり。｣


セーフティーを下ろし、男に近づく。


すると後ろに気配があると思えば、思い切り頭に蹴りを入れられた。


｢っ｣


私はすぐに体制を持ち直し、その方を見ると男の仲間がいて。


仲間がいるなんて思いもよらなかった。


バーボンは当分少年探偵団達に捕まるだろう。


一人で何とかしなければいけない、


そう思っていると二人が銃を取り出して。


｢！！！｣


男｢梵天ボスの女だかなんだか知らねぇけどよぉ

男二人に銃二丁。


相手できるかぁ？｣


私はフッと笑い、サイレンサーの着いた銃で仲間の男を撃つ。


続けて何発か撃つと相手できなかった男が後ろに回り込んできたため、回し蹴りをする。


｢弱くて箱入りしてんじゃないのよね、私


女だからってなめんなよ｣


回し蹴りをした男は項垂れたため、あと一人。


｢お仲間さん、倒れちゃったけどあなた一人でどうする？｣


銃を構えてニッコリと笑う。


撃とうとするのが見えたため先に相手の持つ銃を撃った。


｢拳銃だと私の方が技術は上なのよね｣


男｢......ば、化け物が｣


｢化け物で結構｣


元公安警察で扱かれて来たんだ。


それを考えればまだましだ。


甲板の柵に擦り寄る男。


私はその男に銃を向けながら近づく。


｢何か言い残すことある？｣


命乞いでもするのかと思えば男はニイッと笑った。


瞬間私の腹と足に銃弾が撃ち込まれて。


｢カハッ｣


血を履き、撃たれた方を見れば倒れていた男が立っていた。


フリをしていただけか。



そう思っているうちに私は近くにいた男に体を押された。


｢っ？！｣



柵に押さえつけられる。



撃たれた腹に柵が当たり、痛みで海に銃を落としてしまう。



男｢油断する方が悪いんだ、バァカ｣


男｢悪ぃな、お前には死んでもらう｣


抵抗しようと腕をあげるが、バランスが取れなくなり、そのまま背中を押された。


柵に捕まるが痛みで登ることは出来ない。


ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢Aさん！！！｣


焦ったバーボンの声が聞こえる。


男がニヤッと笑い、私が柵を掴む腕を撃つ。


私は痛みで手を離してしまい、そのまま海に落ちていった。


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