. 元東卍メンバーは公安警察の警部さん ３

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. ﾄﾞﾗｹﾝ side .


風見さんから連絡があり、三ツ谷と警視庁に行った。


公安警察の部屋に入れば、目に飛び込む机に置かれた大量の封筒。


ﾄﾞﾗｹﾝ｢......これは？｣


風見｢徳田さんから貴方達宛にです。


公安警察宛に届きました。
勝手ながら全て中を読ませていただきましたが、


徳田さんは本当に貴方達の事が好きなようだ。｣


風見さんから受け取った一枚の手紙。


目を通すと、マイキーがしたことや、


その日にあったことが書かれていた。


風見｢龍宮寺さん宛の中にあったこの手紙、｣


風見さんはそう言ってもう一枚手紙を渡してくる。


俺はそれを手に取り、目を見開いた。


ﾄﾞﾗｹﾝ｢三ツ谷、これ｣


三ツ谷｢っ、あぁ間違いない


マイキーの字だ。｣


死ぬ前に書いたのだろう。


真一郎くんの死、場地の死、エマの死。


真一郎くんの死の時、彼奴を支えていれば。


場地が死ぬのを止めていれば。


エマを安全なところに居させたら。


タラレバを言っても何も変わらない。


何も変えることは出来ない。




俺はただ、グシャッと紙を握りつぶした。


風見｢新しい封筒に入れてそれぞれにお渡し致します｣


三ツ谷｢あ、いや、


その封筒のまま、いただけませんか｣


風見｢いい、ですけどよろしいのですか？｣


三ツ谷｢......ここの住所だったとしても、彼奴が書いたことには変わりないので｣


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