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三途｢そんなことさせるわけがないだろ｣
ｼﾞﾝ｢いいのか？俺らと抗争が起きても｣
ニィと笑うジン。
三途は舌打ちをした。
蘭｢ボスの許可は降りねぇ〜よ？
ましてや相手はお前。｣
ｼﾞﾝ｢いや一緒に行くのはバーボンだ｣
私がチラりとバーボンを見るとこちらを見ていて。
竜胆｢姫はボスの女だが梵天のメンバーじゃねぇ
ここに連れてきたこと時点で違ぇんだよ｣
ｼﾞﾝ｢梵天ボスの女だったらメンバーに変わりねぇだろ。
なんだ？人も殺した事ねぇペーペーか？｣
言い返そうとする三途を止め、私は前に出る。
三途｢おい、｣
｢どうせボスから話す許可は貰ってるんでしょ｣
そう聞くと言葉を詰まらせる３人。
私はジンを見る。
｢最初に私が殺したのは両親。
事故死に見せかけて殺したわ｣
ｼﾞﾝ｢ほぉ......で？｣
｢私がメンバーではなく箱入りしているのは
裏切り者と分かったら直ぐに撃ち殺すから。
拷問もせずに脳天をぶち抜いていた。
だから私はメンバーから外れたのよ｣
私はそう言ってから太腿につけていた銃を取り出してジンに向ける。
｢脳天ぶち抜くことが一番の得意なのよね｣
ウォッカがこちらに銃を向けてきたため、三途が刀を抜いてウォッカの首に当てた。
三途｢誰に銃向けてんだ？あぁ？！｣
｢バーボン、だったかしら
任務の内容は｣
ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢裏切り者の始末ですよ｣
｢蘭、今すぐボスに確認して｣
蘭｢でも、｣
｢いいじゃないの、
怪我をしなければいい話なんでしょ？
ここで私が行かなければ今までの話無くなるけれど｣
蘭ちゃんはスマホを取り出して電話を始める。
私は銃を下ろし、ジンを見た。
｢貴方からしたらその任務で私が死んで、ボスが悲しんでいるところを狙いたいんでしょうけど、
私が死んだらボスは今よりも荒れるわよ｣
私はニッコリと笑って竜胆の横に戻る。
ウォッカが銃を下ろしたため三途も刀を下ろして。
蘭｢......ボスから許可が降りた｣
三途｢チッ｣
ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢安心してください、
怪我はさせませんから｣
竜胆｢てめぇが一番信用出来ねぇんだよ｣
バーボンは此方をみてニッコリと笑った。
なんだろうか、
ポアロに行った時とは違う、
何かを知ったような、そんな笑顔。
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美海(プロフ) - アキさん» ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» 梵天時代最高ですよね！コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 千夏さん» 初めまして！そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - マッシュさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
アキ - この小説めっちゃ好き！！いやもう前半がほんとに辛すぎて辛すぎてめっちゃ泣きました！！続きがめっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年8月21日 22時
