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｢佐藤刑事、
私の身体検査の時に青酸カリと思われる物は出てきましたか？｣
佐藤｢いや、何も出てこなかったわ｣
｢ですよね｣
竜胆｢おっさん、変な疑いかけるんだったらそれなりの証拠を出せよ｣
蘭｢そーそ、
トイレに流したとか言ったら俺、許さねぇよ？｣
私は小さく笑い端の方に居るお客の女の人を見る。
｢私に疑いがかかって安心してる？｣
ニッコリと笑ってその人に聞くとビクッと肩を揺らした。
佐藤｢どういうこと？｣
｢だって貴方、被害者の知り合いか、
一方的に知っているかのどちらかでしょう？
私達が店に入った時から思っていたけど
ずっと殺したいような目で被害者を見てたもの｣
私は今にもキレそうな蘭と竜胆を押えて、女の人の前に立つ。
身体検査をされたのは私だけ。
私は女の人が着ているジャケットのポケットに手を入れる。
あった。
私がゆっくりと出すと青酸カリの瓶が出てきて。
目暮｢！｣
｢被害者をなぜ殺したの？｣
女｢彼奴は私の旦那を自害に追いやった......！！！
自分が間違えた癖に旦那のせいにした！！！
だから殺すために近づいて彼奴の常備薬を青酸カリに変えたのよ
粉薬の常備薬と知っていたし、トイレで飲むことも知っていたから
バレるなんて思ってなかったなぁ
あんたが犯人になってくれてたら上手くいってたのに！！！｣
無理がありすぎる罪を被せられそうになって私は笑ってしまう。
女の人はそんな私を見て青酸カリが入っていた方とは違うポケットから、ナイフを取り出して私の首に突きつけた。
その瞬間蘭と竜胆が女を殴った。
蘭｢誰の許可で姫に触ってんの？｣
竜胆｢姫が怪我したらどうすんだよ｣
女が殴られた時に服が切られて胸元が顕になる。
刺青が見えて皆は驚いて。
竜胆｢姫、これ｣
竜胆がジャケットを脱いで私に被せた。
ジャケットの下は半袖だったようで彼の刺青も顕になって。
蘭｢この女いい加減捕まえてよ｣
目暮｢た、逮捕！！！｣
蘭と竜胆に殴られたところが赤く腫れていて。
佐藤｢助かったわ。いくらなんでもやりすぎよ？｣
蘭｢やりすぎ？
どこが｣
竜胆｢姫を傷つけるやつは死に値する。｣
｢二人とも、やめなさい｣
ｺﾅﾝ｢お兄さん達二人は首元見えてたから刺青入ってることはわかってたけど、
お姉さんも入ってるんだね｣
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美海(プロフ) - アキさん» ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» 梵天時代最高ですよね！コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 千夏さん» 初めまして！そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - マッシュさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
アキ - この小説めっちゃ好き！！いやもう前半がほんとに辛すぎて辛すぎてめっちゃ泣きました！！続きがめっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年8月21日 22時
