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着替えようと私の部屋で服を脱ぐと鎖骨下から胸にかけて刺青が入ってあった。
ケンちゃんと同じドラゴンと、日が上がったような刺青。
イザナのピアスと同じ柄。
梵天の多くはこの刺青が入っている。
そのことを忘れていて私は鏡を見て自分の刺青に触れた。
ケンちゃん、元気かな
ケンちゃん達は私とマイキーは海外に居ると思っている。
こんなところにいるなんて思ってもいないだろう。
私はクローゼットにかかっている黒のタイトワンピースを取り着替える。
前の現代では開いていなかったピアスホールにブランドのピアスを通し、ダイヤの入った時計をつける。
マイキーとのペアリングも付けてネックレスをつける。
すると部屋がノックされて灰谷兄弟が入ってくる。
蘭｢お、いいじゃん〜｣
竜胆｢髪しに来た｣
｢ありがとう｣
いつも出かける時は竜胆がヘアアレンジをしてくれる。
竜胆が髪に触れた時に私はメイクをする。
｢ねぇ、蘭ちゃん｣
蘭｢なぁ〜に？｣
ソファーに座ってこちらを見ていた蘭ちゃんを鏡越しに見る。
ファンデーションをしながら見ると少し笑われる。
｢行きたい喫茶店あるんだけど｣
蘭｢ん〜いいけど何か惹かれるもんでもあった？｣
｢ハムサンド！
今めちゃくちゃ人気なんだって〜｣
竜胆｢姫様の行きたいとこなら行くしかねぇな｣
竜ちゃんがヘアアレを終わらせて私の肩を叩いた。
竜胆｢ん。可愛い｣
｢ありがと！
メイクももうちょっとで終わるから待ってね｣
ビューラーでまつ毛を上げてマスカラを塗る。
赤に近いピンク色のリップを塗ってグラデーションにする。
｢ん、お待たせ｣
立ち上がって二人を見る。
蘭｢行こうか、お姫様｣
竜胆｢車は用意させてある｣
｢やった｣
二人は私の隣にピチッと立つ。
私は鞄を持たない。
だって全て蘭ちゃんと竜ちゃんが全てカードで払ってくれるから。
マンションから出てすぐに止まっている車に乗り込む。
｢蘭、まずはいつも行ってるところ行きたい。｣
蘭｢わかった。
銀座に行け、｣
運転手にそう言う蘭。
私は基本的に幹部以外の男の人と話しては行けない。
一度話しただけでマイキーは丸一週間私から離れなかった。
取引やらが全て止まってしまい、三途とココがガチギレした事を今でも覚えている。
その時から蘭ちゃんと竜ちゃんに幹部以外の男の人と話す事を禁止された。
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美海(プロフ) - アキさん» ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» 梵天時代最高ですよね！コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 千夏さん» 初めまして！そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - マッシュさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
アキ - この小説めっちゃ好き！！いやもう前半がほんとに辛すぎて辛すぎてめっちゃ泣きました！！続きがめっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年8月21日 22時
