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. 佐野万次郎 × 松野千冬 .
ﾏｲｷｰ｢なにか言い残すことはあるか？
千冬｣
銃口を頭に突きつけられる彼。
少し冷や汗をかいていた。
千冬｢花垣武道を
覚えていますか？｣
ﾏｲｷｰ｢.....ん？｣
急なことで言葉が出ないマイキー。
千冬｢いつかマイキーくんを捜して訪ねてきます
その時のあいつはまるで時を越えたように昔のまんまです｣
涙が目に浮かぶ彼。
言葉が少しだけ震えていた。
千冬｢アイツの目をしっかり見てやってください
あいつの目に嘘はないから
どうか
信じてあげてください｣
最後に笑みを浮かべるほど余裕はないくせに、涙を流して笑う彼は本当に相棒を信じていた。
ﾏｲｷｰ｢.......それだけか？｣
千冬｢.......Aさん、
Aさんは場地さんが死んだ時一番怒っていたのに、
一虎くんを引き取ったそうですよ｣
.
パァン！！！と銃声が聞こえてくる。
そちらの方に走って行くがなかなか距離があって。
マイキーから送られてきたのは住宅街にあるトンネル、のようなところ。
だが近くの位置情報だけで詳しいことは分からない。
銃声をした方に行くと、千冬が血を流して倒れていて。
マイキーの姿はどこにもなかった。
銃声がしたからか、部下たちが走ってこちらに来て。
部下｢っ！！！｣
｢.......千冬も、助けることが出来なかった......｣
皆、死んでしまった。
千冬の体はまだ暖かい。
頬に着く涙を拭う。
｢......おやすみ千冬｣
花垣くんが昔言ったように本当に過去を変え、未来も変えることができるのなら
皆が死なない平和な世界にしてほしい。
この現代も変えて、
全て無かったことに。
だがこれが変わってからの現代だと気づくのはもう少し後のお話。
.
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美海(プロフ) - アキさん» ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» 梵天時代最高ですよね！コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 千夏さん» 初めまして！そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - マッシュさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
アキ - この小説めっちゃ好き！！いやもう前半がほんとに辛すぎて辛すぎてめっちゃ泣きました！！続きがめっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年8月21日 22時
