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. 佐野万次郎 × 三ツ谷隆 .
もう全身がボロボロの彼。
だが彼も痛みの声などあげなかった。
殺されるとわかって、ここまで着いてきた。
三ツ谷｢な、あ、マイキー.......｣
殴られる手止まった時に口を開く。
三ツ谷｢オレ.......Aのこと好きだったんだぜ｣
口からは血が流れ、全身が痛いにも関わらず喋る彼。
三ツ谷｢.......告白、お前がすると思って.......諦めてた
こんなことに、なるのなら.......一度でも言えば、良かったかな.......｣
途切れ途切れになる言葉だが、その途中にも何も話さないマイキー。
三ツ谷｢......でも、
オレが......伝えても、彼奴は......お前しか見ていなかった｣
彼の目からは涙が出てきて。
友である王に今から殺されると言うのに。
三ツ谷｢辛い、よなぁ......マイキー
オレらが、不甲斐なくて、
ごめんなぁ......｣
マイキーの気持ちを汲み取っての涙。
分かるはずもない、だが彼はとても優しかった。
マイキーが彼の首に手をかけると、頬が痛む癖に笑った。
三ツ谷｢オレ.......マイキーと皆で、
東卍できて、良かった｣
.
今回送られてきた位置情報は元々東卍のアジトだった場所。
一度家宅捜索が入って以来の場所だ。
バタバタと色々な部屋を見るが見つからない。
誰かが、私を待っている。
見つけてほしいって、言っている。
だから私は探さなければいけない。
そう探していると、地下を見つけた。
階段を降りるとそこは血なまぐさい、鉄の匂いが籠った場所。
東卍が拷問をしていたところだろう。
そこに壁に寄りかかるように目を閉じているタカちゃんを見つけた。
体はボロボロで、首には手の後がくっきりと行っている。
｢っ、タカちゃん......｣
手を握るがもう冷たい。
ごめん、ルナちゃんマナちゃん
また助けれなかった
私は現場を崩さないように、外で待機している部下に連絡をする。
涙が溢れるが、仕事だ。
これから何度、仲の良かった友の死を見つけなければいけないのだろうか。
.
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美海(プロフ) - アキさん» ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» 梵天時代最高ですよね！コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 千夏さん» 初めまして！そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - マッシュさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月2日 18時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
アキ - この小説めっちゃ好き！！いやもう前半がほんとに辛すぎて辛すぎてめっちゃ泣きました！！続きがめっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年8月21日 22時
