２６ ページ26
.
ﾗｷﾞｰ｢あー、やっぱりこっちにいた｣
昼休み、また獣耳の男の子がやってきた。
ﾗｷﾞｰ｢あんたは確か今噂になってる、｣
｢保健医の先生。
あなたのお探しの人はベッドで寝てるよ｣
ﾗｷﾞｰ｢そうっすか
レオナさん、もう昼っすよ！！｣
ﾚｵﾅ｢あぁ？うっせぇな｣
ﾗｷﾞｰ｢昼からの授業あんた必須科目でしょ！｣
必須科目なんてあるのか、
なんて耳にしながら私はこの世界の本を読む。
文字は数日で覚えることが出来たため、図書館の本を漁っているのだがこれが中々面白いものばかりだ。
ﾗｷﾞｰ｢はぁ....あんたはお人好しっすね｣
｢そう？｣
ﾗｷﾞｰ｢普通なら病気でもない人は寝かせないっすよ｣
｢この人がサボろうと私には関係ないもの。
まぁ.....
悪事をして人に怪我をさせていたりしたら話は別だけどね｣
目を細めて男の子を見る。
パッと笑顔になると男の子は警戒するように目を細めて。
警戒されちゃった。
ﾚｵﾅ｢くぁあ｣
ベッドで寝ていた人が欠伸をしながら起きた。
ﾚｵﾅ｢うるさくて寝れやしねぇ｣
頭をポリポリとかきながらベッドから降りて。
｢あら、それじゃあサボらずに授業に出る事ね。
サバナクロー寮長
レオナ・キングスカラーくん｣
この間、学園長から各寮長の顔写真と名前が印字されたプリントを貰っていた。
それを思い出して机から引っ張り出したらサバナクローの寮長だと言うことがわかったのだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 881人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美海(プロフ) - 白米食べ子さん» ありがとうございます！ (2020年11月21日 11時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2020年11月21日 11時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
白米食べ子(プロフ) - とても面白かったです。完結おめでとうございます。 (2020年11月20日 16時) (レス) id: e451aba74f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 完結までお疲れさまでした！今回の作品も最初から最後までとっても面白くてわくわくしながら楽しく読ませて頂きました~！次回作もとっても楽しみにしております！ (2020年11月20日 10時) (レス) id: 405bb7cf7a (このIDを非表示/違反報告)
レイナソン - 夢主ちゃん痛いの痛いの飛んで行けなんて……可愛いな!!!!!!!!!(クソデカボイス） (2020年10月5日 21時) (レス) id: c1e8aa71c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2020年9月29日 16時
