. 前世の婚約者は人気アイドルの我妻くん ２

番外編 大正時代編 ページ47

. お付き合い .


ある日


任務帰りに蝶屋敷へ行く。


とその道中で善逸と炭治郎と出会う。


｢あ、久しぶり｣


我妻｢久しぶり〜｣


話を続けようにも中々続けられない。


それに見かねた炭治郎が私達の背中を押した。


竈門｢いいかげん二人で話してきてくれ！
甘い匂いで鼻が痛い！！｣


｢え、｣


我妻｢ええ！！｣


炭治郎は私達から少し離れて。


我妻｢話せって言われてもな......


Aちゃん俺さ好きなんだ、最終選別の時から｣


私は目を見開く。


｢私も、

私も好きだった！
てか一目惚れ？｣


我妻｢！俺も｣


一緒の気持ちだったんだ、と笑う。


我妻｢そっか.....

あのさ、


俺と付き合ってくれる？｣


｢はい｣


私はニッコリと笑う。


.


刀鍛冶が襲われてから柱稽古が始まって。


炭治郎達とも合流した時に善逸に言われた。


我妻｢A、いつ死ぬか分からないからさ

来年には結婚しよう｣


それは私も炭治郎も驚いて。


ここ最近善逸の様子がおかしかったことには気づいていた。


それと関係しているのか否か。


分からないが断る理由もなくて。


｢いいよ｣


この日から婚約者になったが


私達の約束が守られることはなかった。



.

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