. 前世の婚約者は人気アイドルの我妻くん ２

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目に光が差し込んできて目を覚ます。


欠伸をしてからベッドから降りようとすると腰に腕を回している善逸がいて。


｢善逸起きて｣


我妻｢んー、なにぃ｣


｢仕事なんでしょ、｣


目を擦りながら起きる善逸。


下着姿で。


私は上にTシャツを着ている。


夜はお楽しみな時間だった。


腰痛いな、


と思いながら善逸の腕を引き離して立ち上がる。


カーテンを開けて洗面所へと行き顔を洗う。


｢お風呂入りたい......｣


善逸が仕事に行ったらシャワーでも浴びよう。


律が午後から来るし時間はまだある。


｢善逸〜！起きないと仕事間に合わないよ〜！！｣


髪を括りながらそう言うとバタバタと起きてくる善逸。


我妻｢い、今何時？！｣


｢八時｣


我妻｢やっば！
すぐ出ないと間に合わない！！｣


バタバタと着替える善逸。


騒がしいな、と思いながら見ていると直ぐに着替え終えて鞄を持って。


我妻｢それじゃ！

詳しい時間決まったら連絡ちょうだい！｣


｢はいはい｣


玄関まで行き見送ろうとすると善逸がドアに手をかけてから振り返った。


そして触れるだけのキスをして出ていった。


私は驚きながらも見送って鍵を閉める。


いつの間にあんな大きくなったことやら。


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