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体育祭が終わった後の二日間は休校。
その間ずっと響香に言われたことが引っかかっていた。
休校二日目にしてやっと本部へ行こうと立ち上がり、走ることなく歩いて本部に向かう。
私は鬼殺隊に戻りたいのか、
でもヒーローにもなりたい。
分からない。
本部に着くと私が来ることを知っていたかのように柱全員集まっていて。
｢お待たせしました。｣
産屋敷｢疲れているのにすまないね｣
｢いえ、｣
お館様と向かい合うように座る。
産屋敷｢A、
やはり鬼殺隊に戻ってこないかい？｣
私は目を閉じる。
｢......ずっと考えていました。
ある子から言われたんです。
私は私の中の何処かで鬼を斬ることを使命だと思っていると｣
目を見開いて私はお館様を見る。
｢私はヒーローになりたい。
でも、
分からないんです｣
産屋敷｢分からない、か。
Aの中には鬼殺隊に戻ってくる選択肢も入っているという事だね｣
｢そう、かもしれません。
本当に戻りたくなければ私は炭治郎達に会った時覚えていないふりをすればよかった、
心の底から戻りたくないと思っていたら無理にでも鬼殺隊との関係を切ればよかった。
なのにそれをしなかった。」
普通の女の子として生きたいのならヒーローの道に進まない。
結局は戦闘の道へ進んでいる。
ヒーローが普通の女の子としては生きれないことわかっているのに。
｢私は結局、
鬼殺隊としての自分が好きなんです
自分が弱いことはわかっている、けど｣
お館様を見ると優しく微笑んでくださって。
産屋敷｢鬼殺隊に戻ってきてくれるかな？｣
｢至らない事が多いかもしれませんがこの徳田A、鬼殺隊に復帰させていただきます｣
手を床に付けて頭を下げる。
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美海(プロフ) - なーちゃんさん» コメントありがとうございます！緊張しちゃいますか笑笑 (2020年4月27日 12時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん(プロフ) - 小説なのに緊張してきましたwww (2020年4月27日 0時) (レス) id: 0e492c7995 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます！頑張りますね！ (2020年4月23日 13時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
桜 - １コメゲットだぜ！！無惨が現れるのは予想外でした...これからも更新頑張ってくださいね！！ (2020年4月23日 7時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2020年4月22日 19時
