７ ページ7
.
杏ちゃんの家は杏ちゃんらしい家具で統一されていて。
私はカバンを置いて制服を杏ちゃんから受け取ったハンガーに掛けた。
｢杏ちゃん、冷蔵庫の中見ていい〜？｣
煉獄｢うむ！好きにしてくれて構わない！｣
私はパーカーの袖を捲りあげて冷蔵庫の中を見る。
男の人の生活だなぁ、と思うものばかりだが少しは料理をしているようでお肉やら野菜はちゃんと入っていた。
豚肉と野菜を取り出して適当に炒め物でもしようかな。
煉獄｢今日は泊まっていくのか？｣
｢うん、明日休みだし泊まってく｣
煉獄｢そうか！なら服を用意しておく！｣
｢別に今の服装で大丈夫だよ？｣
煉獄｢夜の間に選択をしておいた方がいいだろう！｣
まぁそりゃそうか。
壁に掛けてあったエプロンを付けて包丁やまな板を出して野菜を切る。
すると服を用意し終えた杏ちゃんがリビングにやって来て。
キッチンはカウンターキッチンのため杏ちゃんと目が合う。
するま杏ちゃんは顔を赤らめた。
｢え。｣
煉獄｢よもや.....！思っていた以上！！｣
｢いや何が｣
杏ちゃんは黙り込んでしまったため私は気にせずにご飯作りを続けた。
杏ちゃんは相変わらず沢山食べるから、沢山作っておかないとな。
そう思い豚肉を炒めながら野菜を淡々と切っていく。
杏ちゃんの方をチラリと見るとパソコンを開いて仕事をしていて。
杏ちゃんを見ていると私のスマホの電話が鳴った。
｢！私のスマホだ｣
パタパタとキッチンから壁に掛けてある制服からスマホを取り出して電話の相手を見る。
｢お母さんからみたい。
電話出るね？｣
煉獄｢あぁ！｣
私はキッチンに戻ってフライパンに野菜を入れてお肉と共に炒める。
｢もしもし？お母さん？｣
母『A？鍵持ってないでしょ？どうしてるの？
お母さん達タクシーで帰ってきたけど......』
｢杏ちゃんの家にいるよ〜｣
母『あら、そうなの！今日はもう家に帰ってこないの？』
｢うん、そのつもり｣
母『そう、杏寿郎くんに変わってもらえる？』
｢え。別にいいけど......｣
私は火を止めてソファーに座っている杏ちゃんにスマホを渡す。
｢お母さんが杏ちゃんと話したいって｣
煉獄｢よもや！分かった！｣
私はスマホを渡してまたキッチンに戻る。
すると楽しそうな声が聞こえてきて。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 705人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優 - ヒロアカと鬼滅の刃のクロスオーバーがいいです (2020年3月5日 9時) (
レス) id: 55ae04ad64 (このIDを非表示/違反報告)
クロノ(プロフ) - すみません、21の｢公立じゃないから問題起こせば大学の可能性が高いんだよ、知ってた？｣は誤字ですかね…？大学ではなく退学だと思います。間違ってたらすみません！ (2020年3月4日 8時) (レス) id: 671f4436ea (このIDを非表示/違反報告)
パン太郎(プロフ) - 初コメ失礼します！鬼滅とハイキューのクロスオーバーとかみてみたいです！ (2020年3月3日 17時) (レス) id: 18b1a7c42a (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 鬼滅の刃と名探偵コナンのクロスオーバーがいいです！！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: c3b1fdc01e (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 1の鬼滅の刃がいいです！！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2020年2月17日 22時
