. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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それからむいくんと少し話してから皆と一緒に話した。


ファミリーレストランから出る頃にはもう夜で。


此処に来ることを童にぃに言っていたため駐車場に童にぃが居て。


童磨｢暗いから迎えに来たよ｣


｢ありがとう、童にぃ｣


無一郎｢え、待って......Aを喰った、｣


｢あれ、聞いてないの？｣


竃門｢あー、教えてないんだ、｣


｢むいくん、この人私の従兄弟のお兄ちゃん｣


童磨｢よろしくね〜｣


むいくんはギッと睨んで私に抱きついてくる。


無一郎｢なんで此奴が従兄弟なわけ？｣


｢さぁ？運命じゃない？
むいくん、私はね童にぃに喰われたことあまり恨んでないの。
だからむいくんも許してくれないかな？｣


無一郎｢だって此奴はAを......！！！｣


｢むいくん、もう昔のことだよ。｣


そう言うとむいくんはそうだけど......と言葉を詰まらせた。


童磨｢とりあえずAの家の大きい車で来たから皆車乗りなよ｣


私はスライドドアを開けて椅子を倒す。


｢順番に乗ってって〜
皆送ってくれるみたいだから｣


嘴平｢俺一番奥！！｣


私はむいくんの頭を撫でる。


｢心配してくれてありがとう｣


無一郎｢っ......うん｣


この子には私の我儘ばかり聞いてもらっているな。


そう思いながら助手席に腰をかける。


童磨｢ここからなら誰が一番遠い？｣


｢伊之助だと思う。

.....伊之助あんた奥座っちゃダメじゃん！！｣


車が動いてから気づいた。


嘴平｢わっはは！！俺様が奥じゃねぇとどうすんだ！！｣


｢いや、伊之助が降りる時皆降りなくちゃいけないから！｣


嘴平｢あ......｣


もう仕方ないか、と私は諦める。


童磨｢そう言えば誰かきてたよ｣


｢女の子？｣


童磨｢そうそう、Aと同じぐらいの子。｣


誰だろ、と思いスマホを見ると中学の時の友達から連絡が入っていて。


｢あー、中学の時の子だ。
また連絡する｣


家に来るとは聞いてなかったけどな。


どうしたんだろ。


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