. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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それから皆と分かれるまで善逸にはグチグチ言われ、伊之助にはいじられた。


一週間後。


放課後中学校に寄って禰豆子ちゃんとむいくんを迎えに行くことに。


｢いや〜、楽しみ！｣


むいくんと会うのは本当に前世以来だから。


もちろん杏ちゃんには話している。


杏ちゃんも私がむいくんを弟のように可愛がっていたのをしっている。


我妻｢Aって本当に霞柱のこと好きだよね〜｣


｢だってめちゃくちゃいい子じゃんか〜｣


高校の近くにある中学校。


授業は高校の方が早く終わるみたいだし、二人は掃除があるそうで。


中学校に着くと皆は懐かしいと言わんばかりに笑っていて。


｢いいなぁー、私も此処の中学通えばよかった｣


玄弥｢公立いってたもんな。
此処の選択肢はなかったのか？｣


｢あったよ〜。童にぃもその時高校生だったし。
でも小学校同じだった事たちと離れたくなかったからさ〜。｣


ガードレールに腰をかけて待っていると中学生がゾロゾロと出てきて。


竃門｢終わったみたいだな｣


｢だね〜｣


先生｢あー！！嘴平じゃねぇか！！｣


嘴平｢げ｣


帰る生徒を見送りに来た先生が伊之助を見て叫んだ。


先生｢お前相変わらず前開けてんのな！｣


嘴平｢どうでもいいだろ！つか相変わらずうっせぇな！｣


先生｢お前も変わってないな！
てか竃門達も居るじゃねぇか。相変わらず仲良いな｣


先生は私を見て首を傾げた。


先生｢見ねぇ顔だな
高校からの友達か！｣


｢あ、徳田です｣


ｶﾅｦ｢私の親友｣


先生｢ほぉ、栗花落のな！｣


元気な先生だなぁ、と見ているとカナヲに耳打ちされる。


ｶﾅｦ｢この先生、長くいる先生だからあのクソ鬼も知ってると思うよ｣


｢クソ鬼って.....｣


先生｢お？栗花落、お前俺の事クソ鬼って言ったか？！｣


ｶﾅｦ｢先生の事じゃない、｣


我妻｢この子の従兄弟、童磨だよ先生｣


先生は少し此方を見てからあぁ！！！と叫んだ。


先生｢童磨ってあの童磨か！
問題児の童磨！｣


｢え、童にぃ問題児だったんですか｣


先生｢頭良いくせにサボってばっかでよく手ぇやいたことだ！！｣


中学の時は不真面目だったんだぁ。


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