. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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リレーが終わって戻ると杏ちゃんが私が座っていたところに座っていて。


｢え。｣


汗を体操服で拭きながらテントに入る。


煉獄｢よもや！戻ってきたか！｣


｢いや、なんで｣


友達はクラスの女の子と話しているし。


煉獄｢Aを待っていてな、｣


炭治郎達は困ったように笑っている。


煉獄｢邪魔だっただろうか？｣


｢いや、別に驚いてるだけだから.....｣


椅子に掛けていたタオルを取り汗を拭く。


｢それで？話？｣


煉獄｢うむ！
話はないのだが俺はこのクラスの副担任だからな！
ここから見ようと思って！｣


副担任......？


｢はぁ？！煉獄先生私達のクラスの副担任？！｣


竃門｢それ本当なんですか？！｣


玄弥｢マジかよ｣


副担任の存在など知らなかったため、今初めて知った。


煉獄｢よもや！まさか知らなかったとは！｣


｢いや、だって副担任とかほとんど意味ないじゃん.....｣


煉獄｢それはそうだな！
でも副担任と言う立場を利用しないと君の傍には居れないだろう？｣


小さな声でそう言う杏ちゃん。


｢！
ばか｣


私は杏ちゃんの隣に腰掛ける。


｢別に先生が私の席に座ってるから隣に座ってるだけだから｣


笑ってそう言うとぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。


｢わ、ちょ、髪の毛綺麗に括ってたのに！｣


煉獄｢む！すまない！｣


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