. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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禰豆子｢みなさーん、お茶持ってきましたよ〜｣


禰豆子ちゃんが飲み物を持ってきてくれて。


我妻｢ねーずこちゃーん！！ありがとう！！｣


｢ありがとう、禰豆子ちゃん｣


皆それぞれお礼を言い、お茶を受け取った。


禰豆子｢Aさん、また色々お話聞かせてくださいね｣


と微笑んで出ていく禰豆子ちゃん。


えぇ、と小さく言葉を漏らしてお茶を一口飲む。


竃門｢そうだ、休憩に何かパン持ってくるよ｣


嘴平｢本当か！！｣


炭治郎は立ち上がって部屋の外に出ようとするとドアが開いて。


禰豆子｢あ、お兄ちゃん。
これパン｣


竃門｢あ、ありがとう｣


炭治郎も予測していなかったようで驚いていた。


ｶﾅｦ｢Aさ、炎柱とまた恋仲になったけど外で逢引は出来ないんでしょ？｣


｢うん、出来ないよ〜
でも杏ちゃんから合鍵貰ったし｣


我妻｢えぇ、逢引出来ないの辛くない？！｣


｢んー、私がめちゃくちゃ顔を変えるメイクをしたら出来るとは思うけど面倒臭いし。
別に卒業したら好きなところ行けるようになるからねぇ｣


行けない時間の方が長いのなら辛いが、卒業して結婚してしまえば好きなところに好きな時に行ける。


｢それに私は別に先生と生徒の関係のままでいいって言ったんだよ？
どこかの誰かさんがありがた迷惑してくれたからねぇ｣


私はジィーっと炭治郎を見る。


竃門｢あれは仕方なかったというか......｣


我妻｢付き合った日煉獄さんの家泊まったんでしょ？！何かあった？！｣


｢あるわけないでしょー？
あの人卒業するまで何もしないって言ってるんだから。
てか女子に何聞いてんの。｣


パンをちぎって一口食べる。


相変わらず美味しいことで。


玄弥｢まぁバレなければいいな｣


｢バレないでしょ、
先生方も大体鬼殺隊の関係者だった人が多いし。
生徒にもバレにくいと思うし。
私が余計な動きを見せなかったらいいんだよ｣


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