検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:540,081 hit

11 ページ11

.


お昼になり、友達と別れてお母さんと童にぃがいる所に向かう。


童にぃが持ってきたのか傘の着いてあるテーブルと椅子もあって。


「疲れたぁ〜」


母「おつかれ
男の子と一緒に転けてたわね」


と母は笑うから私は溜息を着く。


「本当最悪〜」


私はお手ふきで手を拭いて割り箸を持って母が作ってくれた唐揚げを食べた。


童磨「ま、勝てたからよかったんじゃないの?」


「まぁそうなんだけどね〜」


童にぃはスマホをこちらに向けて写真を撮って来て。


「なんで写真撮るの?!」


童磨「んー?Aのあまり見ない姿だから〜」


「ちょ、SNSとかにあげたら童にぃの寝顔上げるから!!」


童磨「げ、それは勘弁」


母「ふふっ
A、午後は何に出るの?」


「午後は借り物競走だよ〜

この学校、先生の借り物競走とリレーがすっごいんだって
童にぃの時もそうだった?」


童にぃはここの卒業生。


同じ高校に行って欲しかったから進路調査表を書き換えたと言っていた。


童磨「まぁそれなりに凄かったと思うね〜
今はどうかは知らないけど」


「ふーん

あ、ちょそれ私のおにぎり!!」


童磨「別に他にあるからいいじゃん」


「昆布それだけなのー!」


私が食べようとしていた昆布のおにぎりを童にぃが食べてしまって。


母「もう、また作ってあげるから」


「体育祭で食べる昆布のおにぎりが美味しいんだよ!
いいもん、童にぃが好きな卵焼き全部食べてやるから」


童磨「ちょ、ごめんって!!
ほらまだ昆布には辿り着いてないから!」


と童にぃは一口齧ったおにぎりを私に押し付けてきて。


「食べ物の恨みは怖いんだからもうしないでよね!」


童磨「ごめんって〜」


.

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
605人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

中1のシスコンおねーさん - チョット今更何デスケドとりあえずブルースターすごいですね!!おめでとうございます。あと、この作品面白いですね!!面白すぎて中学の参考書やってないっすよ← (2020年4月2日 22時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)
にゃう - 鬼滅の小説探してたら、タイトルにめっちゃひかれた( ´ ▽ ` )そしたらめちゃくちゃ面白かった!!シリーズ全部読んできたよ!美海☆様神かよ!!!て思った!!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
明石蓮(プロフ) - 初見失礼します。この作品好きです!更新頑張ってください! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 47f87a13db (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うギャー記憶が、戻った━良かった( ´-ω-) (2020年2月17日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - 記憶が戻った!このあとが楽しみです (2020年2月17日 6時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美海 | 作成日時:2020年2月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。