. 前世鬼殺隊の柱さん、今世でも鬼殺隊の柱です２ (ページ47)

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痣と熱が引き、お館様の屋敷へと向かう。

ネットではオールマイトの事実上の引退と勝己のことで荒れていた。

勿論その中では雄英の会見のこともあり、鬼殺隊のことも。

そして雄英では“寮生活”を決めたことを発表し、先生が順に生徒の家を回っていることが分かった。

今世では特にお館様の御屋敷を隠しているわけでもなければ大々的に公表しているわけでもない。

だから先生方も屋敷へ来れるらしい。

竈門｢目覚めたのか、よかった｣

｢迷惑かけてごめんね。
蝶屋敷まで運んでくれたの炭治郎でしょ？｣

竈門｢軽かったから大丈夫だ！
まぁ途中隠の車だったけど｣

私は少し笑ってからありがとうと再度伝える。

お館様｢熱が引いてよかったよ。
夜中はずっとしのぶが見ていてくれたからね｣

｢え、そうなんですか｣

お館様｢おや、聞いていないのかな？
魘されるAの傍にずっとしのぶは居たんだよ。
私も居たかったけれどしのぶに寝ろと怒られてしまってね｣

｢そうでしたか......
ご心配をおかけして申し訳ございません｣

私は頭を下げる。

お館様は私の肩に手を置いて。

お館様｢私の子供達だ、心配をして当然だよ｣

我妻｢お館様、雄英高校の先生が到着されました

......ってAちゃん？！起きたの？！｣

｢うん、お陰様でね～｣

お館様｢善逸、中に通してくれるかい？
Aは私の隣へ｣

｢はい｣

炭治郎は座布団を用意し、私はお館様の隣に腰を掛けさせてもらった。

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